「かんしゃくが激しいのですが、どうしたらよいでしょうか。」

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皆様、こんにちは。
東京・神奈川を中心に【訪問】【オンライン】で発達障がいのお子様の療育を提供している
ハッピーファウンテンと申します。
入学式や入園式の準備にお忙しい中だと思いますが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

第6回目は【かんしゃくが激しい】というケースについてです。
不快なことがあると、大声で泣いたり、周りに当たり散らしてしまう事はありませんか? 
かんしゃくが激しいと、周りから【わがままな子】と勘違いされてしまうケースがあります。
今回も【困り感の原因の特定】【支援内容・教材の設定】【課題のレベル調整】の3つの項目から、考えていきたいと思います。

【困り感の原因の特定】
【気持ちの切り替えが苦手】【かんしゃくを起こすことで要求が叶う誤学習をしている】などにより、かんしゃくが収まらない場合があります。

【支援内容・教材の設定】
まず大事なことは【かんしゃくを肯定しない】という事です。かんしゃくをしても要求は叶わないという事を、お子様に言葉と態度で示してあげる必要があります。かんしゃくを起こさずに落ち着くことができたら、しっかり褒めてあげましょう。そうすることで落ち着くことに価値を見出してあげます。大人であれば言葉で相手に怒った気持ちや悔しい気持ちを言葉で伝えることができますが、そういった言葉や表現がわからないためにかんしゃくを起こさざるを得ない場合があります。ぶんカードやお話作りカードを使い、言葉の知識や表現方法を増やしていきましょう。

【課題のレベル調整】
前回と同様に今までかんしゃくで要求を通していたお子さんが、急に正しい言葉で上手にお願いするというのは難しいと思います。一番レベルを下げた時は【目を見て話を聞く】ができたら要求を叶えるところまでレベルを下げたことがあります。そこから徐々にレベルを上げていき、最終的には上手に言葉でお願いするまでを目指します。

また言葉の表現方法は始めは1語から2語文3語文と増やしていきましょう。
(例)「僕は/私はくつを履く」という表現を練習
①「はく」
②「くつ」「はく」
③「くつをはく」
④「ぼく/わたし」「くつ」「はく」
⑤「ぼく/わたしはくつをはく」

今回紹介させていただいた内容は、あくまで一例となりますので、すべてのお子様に当てはまるものではない事を、ご理解いただけたらと思います。

ハッピーファウンテンでは初回無料体験・療育に関するご質問なども合わせて受付しております。
もしご興味がございましたら、下記連絡先からご連絡お待ちしております。
また次回も宜しくお願い致します。

株式会社ハッピーファウンテン
住所:神奈川県川崎市多摩区菅稲田堤2-2-8 パレスミユキ8番館210号室
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