「七五三が不安…」発達障害・グレーゾーンの子どもへの安心対策まとめ

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こんにちは!
訪問療育支援サービスのハッピーファウンテンです。

いよいよ涼しい日も増え、秋らしい日が増えてきました。

来月11月は七五三の季節ですね。
「着物を着せたいけど、嫌がって泣いてしまう…」
「写真館でじっとできない」「神社のにおいや音が苦手みたい」
——そんなお母さん・お父さんの声が、たくさん届いています。

発達障がいやグレーゾーンのお子さんにとって、七五三は“特別な日”であると同時に、“いつもと違うこと”が重なるストレスフルなイベントでもあります。

🗝️ 七五三のお悩みあるある & 解決のヒント

【1. 着物や衣装が苦手なとき】

未就学児は感覚過敏やこだわりが強く出やすい時期。着物の素材や締め付け感が苦手な子も多いです。

  • おすすめ対策:
    着物の下にお気に入りの肌着やTシャツを着る
  • 洋装(ワンピース・シャツ)で代替してもOK
  • 「着られたらシール1枚」など、達成感を味わえる工夫を
💡コツ:「着物を着る=がんばる」ではなく、「本人が納得できるスタイル」でOK!

【2. 写真撮影でじっとできない・笑えない】

「カメラを向けられると固まる」「笑ってと言われると泣いてしまう」——そんな場面、決して珍しくありません。

  • おすすめ対策:
    撮影前に「ポーズ練習」や「表情カード」でイメージづくり
  • 撮影中にお気に入りのぬいぐるみやアイテムを持たせる
  • 「○枚撮ったらおしまい」「終わったらおやつ」などの見通しを伝える
💡ポイント:「笑ってなくてもOK」「そのままの表情が宝物」です。

【3. 神社の雰囲気や音が苦手】

神社のにおい・太鼓の音・人混みなど、感覚刺激が多い場所では不安やパニックが起きやすくなります。

  • おすすめ対策:
    事前に写真や動画で「神社ってこんな場所だよ」と慣らしておく
  • イヤーマフ・耳栓・お気に入りのタオルなど“安心アイテム”を持参
  • 「困ったら手を握ってね」「耳に手を当てたら休憩」などの具体的な合図を決めておく
💡ヒント:「全部回らなくてもOK」「鳥居の前で写真だけ」など、柔軟な選択肢を持ちましょう。

📦 七五三のための「おすすめグッズ&手作りアイデア」

  • 着物の下に着るお気に入りインナー(タグなし・綿素材など)
  • 撮影用ぬいぐるみ・安心アイテム
  • ポーズ練習カード・表情カード(親子で手作りも◎)
  • イヤーマフ・耳栓・タオル(感覚刺激対策)
  • ごほうびシール・スタンプ帳
  • 「困ったときカード」や「休憩サイン」
💡「新しいもの」より“本人が落ち着く・選べる・家にあるもの”で十分!
まずは「これだけは持っていこう」と1つ決めてみてください。

🌱 「親もがんばりすぎないで」—自分に優しくするポイント

  • 「着物が無理だった…」でも大丈夫。「家で記念写真だけ」も素敵な思い出です。
  • 「うちの子だけうまくいかない…」と感じたら、親子で“ごほうびタイム”を作ってみましょう。
  • きょうだい児への声かけ:「今日は○○の応援団よろしく!」と役割を渡して一緒に乗り切る
  • 地域の相談窓口や「親の会」も、不安や経験を共有できます。

🕊️ 七五三前後の「無料体験サポート」のご案内

「着物が着られない」「写真が不安」「神社に行けるか心配」
——そんな時は、ハッピーファウンテンの無料体験もご利用ください!

お子さんの様子やご希望に合わせ、ご自宅でマンツーマンで「苦手への対策、環境調整、当日までのウォーミングアップ」など具体的な支援を一緒に考えます。
お気軽なご相談だけでも大歓迎です。
「無料体験希望」とお電話・メールでご連絡ください。

🌿 おわりに

七五三は、子どもも親もがんばっている証。
でも「がんばれない日」「途中で一休み」だってOKです。
母親自身の不安や心配も「うまくいかない日があって当然」、ひとつずつ乗り越えていきましょう。
どんな小さな「困った」「不安」でも、どうぞお気軽にお知らせください。
一緒に、ハッピーな秋を過ごしましょう。

記載者:小泉裕太郎(社会福祉士/保育士/認定ABAセラピスト)
TEL:044-949-6575
mail:info@happy-fountain.jp