お子様の成長例
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①言葉でのコミュニケーションが
全く取れない

Gさま
3歳・男の子
お歌を歌ったり、セリフを覚えておしゃべりする事は得意でしたが
こちらの質問や声掛けには反応せず
欲しいものがあると「あーーー!」と
大きな声を出して
無理やり奪おうとしていました。
言葉での要求をしなくても
要求が叶っていたことが原因と考え
まずは
【掌を出して
ちょーだいのサインを出せたら要求を通す】
というところから、始まりました。
そこから徐々に
【ちょーだいと言えたら要求を通す】
など言葉での要求に
レベルアップしていきました。
ご利用から3か月後
「アンパンマン ちょーだい!」
と笑顔でパズルを貰う要求ができたり
「これなに?」と聞くと「パトロールカー!」
と質問に正しく答えられるようになりました。
現在ではカードを見せて
「何してる?」と聞くと「イスに座る」
と答えられるようになり
言葉でのコミュニケーションに向けて
さらにステップアップした支援を
おこなっています。
落ち着いて座っていられない

Aさま
5歳・女の子
気になるものがあると
何も言わずに急に席を離れ
落ち着いていられない
という様子でした。
まずは
【席を離れる時は、声を掛けてから】
というルールを定め
始めのうちは
離れようとするたびに
「行ってきてもいいですか
と言えたら、いいよ。」
と声を掛けるところからはじめ
次第に
「離れるときは
なんて言うんだっけ?」
とヒントを少なくしたり
WBにルールを書いておくことで
視覚的なものにしたりと
サポートを小さくしていきました。
ご利用から2か月後
レストランでの家族との食事中
「ママ、ちょっと離れてもいい?」
と声を掛けられるようになり
「もうちょっと待っててもいい?」
と伝えると
食事中ずっと座って
待てるようになりました。
成長がみられたとの事で
無事3か月での卒業となりました。
行動の切り替えに時間がかかる

Yさま
10歳・男の子
学校では
ノートを取る行動が
周りの子と比べて
遅くなってしまったり
家では
学校に行く時間になっても
支度ができておらず
何度も何度も声を掛けないといけない
という様子でした。
まずはお子様に合った
対応法を探る必要がありました。
こちらで時間を設定し
「あと〇〇秒だよ」
とカウントダウンをすると
関係ない行動をし始めたり
「わかってるよ!!」
と声を荒げるなどの様子がみられました。
そこで
「何分くらいならできそう?」
と本人に時間を
決めてもらうことにしました。
本人が取り組める時間や
切り替えられる時間を調査し
本人が切り替えられる範囲で
SST等の課題の量や時間調整をおこない
成功体験を積み重ねていきました。
ご利用から3か月後
「最近は一緒に学校を出るまでの
手順や時間を相談して決め
学校に間に合うように
自分で準備ができるようになりました。」
「また学校からも
最近行動が落ち着いていると言われ
今まで学校からこういった報告は
貰ったことがなかったので
凄く成長を感じました。」
と喜びの連絡をいただきました。
現在は毎週の利用から
月に1回の利用に減らし
卒業に向けて
相談対応など継続しています。
※お子様の成長には個人差がございます。