「学校で教室からすぐに飛び出してしまうのですが、どうしたらよいでしょうか?」

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皆様お世話になっております。
東京・神奈川を中心に【訪問】【オンライン】で療育の提供をおこなっている
ハッピーファウンテンと申します。
今回からホームページのブログにて、お子様への療育方法やおすすめの教材を紹介させていただけたらと思います。

第1回目は【教室からすぐに飛び出してしまう】というケースについてです。
【困り感の原因の特定】【支援内容・教材の設定】【課題のレベル調整】の3つの項目から、お話させていただきます。

【困り感の原因の特定】
授業中に突然席を立って、教室から飛び出してしまうというケースがありますが、こういった場合に様々な原因が考えられます。 まず考えられる原因としてADHD(注意欠陥多動性障害)の特性によるものです。集中力が続かない・気が散りやすい・体を動かしたくなる等の特性があると、じっとしていられない事があります。
またそれ以外にも、授業のレベルが本人にとって高い為、イライラしてしまいその場から離れようとする場合も考えられます。

【支援内容・教材の設定】
特性として体を動かしたくなってしまう場合には、じっと座っていることを強要するのではなく、座ったまま体を動かせるストレッチ方法を教えたり、教室を離れる際に「図書室で休んでもいいですか?」等必ず一声かけるなどのルールを作り、声を掛け方や声を掛ける習慣を身につけていく事を教える方法があります。
また授業内容が本人のレベルと合っていない場合には、お子様の学習の習得度を把握し「本人がちょっと頑張ったらできるレベル」を探ります。必要な場合には1学年2学年下のテキストを用意し、レベルに合わせて学習支援をおこないます。

【課題のレベル調整】
ストレッチの方法やルールを作り対応方法を教えただけでは、急に上手な対応ができるとは限りません。やり方を教えても長い時間身についた習慣や衝動性から、つい飛び出してしまうという事はよくあります。ですのでいきなり【席に座ったまま「先生、図書室で休んでもいいですか?」と伝えてから、落ち着いて教室を離れる。】を目指すのでなく、まずは【飛び出そうと席を立ってしまうが、先生が聞くと「図書館で休んでもいいですか?」と教室から出る前に答えてくれる。】事から始めます。上手に言葉で言えない場合には【どこに行きたいか聞いたら「図書館」と答えてくれる】など、お子様が出来ないことだけでなく、できることも、しっかりと把握します。

今回紹介させていただいた内容は、あくまで一例となりますので、すべてのお子様に当てはまるものではない事を、ご理解いただけたらと思います。

ハッピーファウンテンでは初回無料体験・療育に関するご質問なども合わせて受付しております。
もしご興味がございましたら、下記連絡先からご連絡お待ちしております。
また次回も宜しくお願い致します。

株式会社ハッピーファウンテン
住所:神奈川県川崎市多摩区菅稲田堤2-2-8 パレスミユキ8番館210号室
TEL:044-949-6575
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