「お友達のものを勝手に使ってしまうのですが、どうしたらよいでしょうか。」

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皆様、こんにちは。
東京・神奈川を中心に【訪問】【オンライン】で発達障がいのお子様の療育を提供している
ハッピーファウンテンと申します。
今週はまた青空が出て、気持ちの良い天気が続いております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

第4回目は【人のものを黙って使ってしまう】というケースについてです。
近くにある他の子の鉛筆や消しゴムなど、断りを入れずに使ってしまう事はありませんか?
本人に悪意はありませんが、「勝手に物を取る子」として周りから誤解されてしまう事もある為、どうにかしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回も【困り感の原因の特定】【支援内容・教材の設定】【課題のレベル調整】の3つの項目から、考えていきたいと思います。

【困り感の原因の特定】
【衝動性から目の前のものを手に取ってしまう】【自分のものと人のものを区別する意識が低い】【貸し借りのマナーがわからない】など様々な原因が考えられますが、それぞれに支援が異なってきます。

【支援内容・教材の設定】
【衝動性から目の前のものを手に取ってしまう】場合には、パズルやたんぐらむ等、落ち着いて考えて取り組む課題を通して、【落ち着くとはどういう感覚なのか】を教えてあげることで、徐々に衝動的な行動を減らしていきます。【自分のものと人のものを区別する意識が低い】場合には【持ち物に名前を書かせてたり、シールを張る】事や【もし他の子のものを使っていたら、声を掛けて気づかせてあげる】などの支援があります。【貸し借りのマナーがわからない】場合には、【貸し借りのルールを教え、どロールプレイで練習をする】方法が必要となります。

【課題のレベル調整】
パズルなどの課題の場合はピースの数を変えることでレベルの上げ下げがありますが他にも①スライドしてそのまま完成できる②ピースを半回転させて完成できる等、課題に取り組む際のピースの並べ方によって、難易度を調整することもできます。

今回紹介させていただいた内容は、あくまで一例となりますので、すべてのお子様に当てはまるものではない事を、ご理解いただけたらと思います。

ハッピーファウンテンでは初回無料体験・療育に関するご質問なども合わせて受付しております。
もしご興味がございましたら、下記連絡先からご連絡お待ちしております。
また次回も宜しくお願い致します。

株式会社ハッピーファウンテン
住所:神奈川県川崎市多摩区菅稲田堤2-2-8 パレスミユキ8番館210号室
TEL:044-949-6575
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